2021-04-23 第204回国会 衆議院 環境委員会 第7号
NASAは、世界平均気温が十九世紀後半から既に一・二度以上上昇したと報告しています。地球温暖化が現在の速度で進行すると、早ければ二〇三〇年に気温が一・五度に達する可能性が高いとIPCCは警鐘を鳴らしています。気候危機から国民を守るためには一・五度目標に整合する対策を実行することが政府の責務です。
NASAは、世界平均気温が十九世紀後半から既に一・二度以上上昇したと報告しています。地球温暖化が現在の速度で進行すると、早ければ二〇三〇年に気温が一・五度に達する可能性が高いとIPCCは警鐘を鳴らしています。気候危機から国民を守るためには一・五度目標に整合する対策を実行することが政府の責務です。
十八世紀半ばから始まった産業革命以来、増加を続けるCO2の排出量、その累積排出量と世界平均気温の上昇はほぼ正比例の関係にあることが明らかとなっています。 また、資料一をごらんいただきたいんですけれども、世界の温室効果ガスはGDPと人口増加に伴ってふえており、化石燃料によるCO2排出量の増加が主な原因となっているとされています。
地球温暖化への取組が評価されノーベル賞を受賞したIPCC、気候変動に関する政府間パネルといいますけれども、その第五次評価報告書、これは資料五で示しておりますけれども、ここでは気候システムの温暖化については疑う余地がないとしておりまして、温室効果ガスの排出に関する様々なシナリオの下で、二十一世紀末までに世界平均気温が最大四・八度上昇すると見込んでおります。
今世紀末には二度Cが達成されたとしても、現在までの百五十年間で〇・八五度の世界平均気温の上昇があって、その結果これだけの影響が出ているわけですから、今後の上昇を考えれば、それへの対策が必要ということであります。 次のページ、五ページをお開きいただけますでしょうか。
二ページ目、一枚目の下に世界平均気温の変化傾向が書いてありますけれども、このように長期的には上昇傾向であると。途中上がったり下がったり、あるいは十年スケールで見ても、途中上昇が止まっているように見える期間もあったわけですけれども、最近また上がっているのは顕著であるということで、実際に地球は温度が上がっております。
しかしながら、現在分かっている科学の総体として、人間活動が二十世紀後半以降の気温上昇の主な原因であること、このまま温室効果ガスの排出が続けば世界平均気温が上がり続けること、そういったことというのは、もうその科学的な知見として十分に結論付けられるということが、御存じかと思いますが、IPCCという国際的に科学的な論文を精査して科学的なスタンダードをつくっているところの結論で、国際交渉も科学的な認識としてはそれを
しかしながら、現在分かっている時点の知識で、先ほど少なくとも申し上げた二つのこと、二十世紀後半以降の世界平均気温の上昇の主な原因が人間活動であること、これからも人間活動によってほっておけば気温が上昇すること、これは僕個人としては疑いはないというふうに思っています。
○政府参考人(鎌形浩史君) IPCCの第五次評価報告書の統合報告書によれば、二一〇〇年までの範囲では、二酸化炭素累積排出量と予測される世界平均気温の変化量の間に強固で整合的でほぼ比例の関係があることが明らかになっています。このことから、累積排出量を一定以下に抑えることが地球温暖化対策の観点から重要になるというふうに承知してございます。
地球温暖化については、IPCC第四次評価報告書において、世界平均気温の上昇のほとんどは人為起源の温室効果ガス濃度の増加によってもたらされた可能性が非常に高いとされているように、まさに待ったなしの喫緊の課題となっています。 まずは、地球温暖化対策の第一歩として、京都議定書に定める二〇一二年までの六%削減目標を確実に達成する決意です。
地球温暖化については、IPCC第四次評価報告書において、世界平均気温の上昇のほとんどは人為起源の温室効果ガス濃度の増加によってもたらされた可能性が非常に高いとされているように、まさに待ったなしの喫緊の課題となっています。 まずは、地球温暖化対策の第一歩として、京都議定書に定める二〇一二年までの六%削減目標を確実に達成する決意です。
ただし、IPCCの第四次評価報告書では、複数の気候モデルによるシミュレーションの結果、二十世紀半ば以降に観測された世界平均気温の上昇のほとんどが人為起源の温室効果ガスの増加によってもたらされた可能性が非常に高いと言っております。
まず、江守参考人にお聞きしたいんですが、江守参考人は、気候システムの温暖化には疑う余地がないと、二十世紀半ば以降に観測された世界平均気温の上昇のほとんどは人為起源の温室効果ガスの増加によってもたらされた可能性がかなり高いというIPCCの結論のメッセージの重要性について述べられました。
こうしたことから、二十世紀半ば以降に観測された世界平均気温上昇のほとんどは、人為起源の温室効果ガスの増加によってもたらされた可能性がかなり高いということでございまして、ベリーライクリーというのは、ある種こういった学界で使う最も高い予測だというふうに私どもとらえているところでございます。